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訴訟など

訴訟など

その他の訴訟 ー石船

 平成23年3月11日、東日本全域をこれまでにない大きな地震と津波が襲いました。福島県いわき市にある小名浜港にも大津波が押し寄せ、港に係留していた多くの船が太平洋へと流されてしまいました。

X社の所有する土運船、通称「石船」は、海底の岩石を運ぶための、自力航行能力のない船です。石船も小名浜港に係留されておりましたが、やはり津波のために流されてしまいました。

 ところが、石船は、あろうことか、福島第二原発へと漂着してしまいました。石船を回収しようにも、再び流されないように係留しようにも福島第二原発は、第一原発から20km圏内であり、立ち入りが禁止されていました。そのため、運び出しも、係留も出来ず、放置するしかありませんでした。そのまま石船は再度漂流し、富岡川河口に座礁し、高線量に汚染され、回収不可能になったまま、現在に至ります。

 当弁護団は、石船が回収不可能になったのは、第一原発の事故により、第二原発に立ち入りが出来なくなったからであるとして、東電に対し石船の価格の賠償を求めて裁判所に提訴しました。この船は、中古市場というものが存在せず、賠償をするには、再調達価格によるしかありません。

 現在、訴訟は、いよいよ判決という段階に至っております。当弁護団の求める「完全賠償」を実現するためにがんばります。