相双の会(83号)が発行されました。

お陰様で会報83号発行することができました。
現在統一地方選挙が行われていますが、福島の原発事故から8年も過ぎると原発有無の
争点になっていないような気がします。それだけ資本と現政権政治が揉み消してきた事が
現れているのかなと思われます。
原発を国策として進めてきた日本ですが、何がプラスに経済発展したのでしょうか、一部の者は
豊かになったかも知れない。しかし、多くの労働者は下請けから下請けと低賃金で働かされ、
果てには命と健康まで蝕まれてしまう。まして事故が起きれば強制避難、人生の全てを失う事となる。もう安全だからと嘘を平然と言う始末です。
国連人権理事会特別報告で「年間1㍉㏜以下」は世界の常識、日本政府の懸念は世界の非常識と言われる始末です。
原発事故後、日本政府が避難指示の解除用件の一つとしている「年間20㍉㏜以下」という
被爆線量について、事故前に安全とされていた「年間1㍉㏜以下」にすべきと述べられました。
その上で子どもや出産年齢の女性について1㍉㏜を越える地域への帰還をやめるよう日本政府に要請
されたのです。
相双の会 國分富夫
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