12・18避難者訴訟3陣(第5回)期日報告

12/18日避難者訴訟3陣(第5回)の口頭弁論です。
当初予定では午後4時に開始される予定でしたが、常磐線が人身事故の影響により東京⇔いわき間のスーパーひたちが遅延し、被告東電側の代理人が遅れたため、午後4時40分頃からの開始となりました。
本日、原告Oさんの意見陳述が中心となりました。
Oさんは、大熊町の3代目の農家の家に生まれ、准看護師として,双葉病院,富岡町立の老人ホーム東風荘で勤務し、普通に幸せな生活を送っていました。
原発事故後小浜仮設住宅に移転したその日、仮設住宅に入ろうとして、片側2車線の接面道路を右折しました際、猛スピードで走行していた白バイとの事故により、乗っていた警察官は死亡した。余りのショックでノイローゼになりました。
それから2年後、横断歩道を歩行中に車に衝突され通院生活を余儀なくされました。心身ともに疲れ果てた。
最後にOさんは「原発事故が、私の生涯をかけて築き上げてきたものを全て破壊してしまった」旨の言葉で締めておられました。
こちら☞3陣(第5回)口頭弁論サマリー