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第11回いわき市民訴訟口頭弁論期日のご報告

  • 執筆者の写真: tomi-kunkun
    tomi-kunkun
  • 2015年5月18日
  • 読了時間: 1分

150518  第11回裁判201.JPG

<いわき市民訴訟 第11回口頭弁論期日のご報告>

 今回の期日では,水産業の原告の方から意見陳述がありました。言うまでもなく、いわきの水産物は、過酷な風評被害に遭っています。原告の方は、放射線検査結果(不検出)の証明書を貼っても商品が売れないことや、県外の食品見本市や復興イベントで様々なアピールをしても商品が売れないことについて、切実な苦悩を裁判官へ語りかけました。

 また、今年4月から裁判官のひとりが交替したため、新しい裁判官にこれまでの裁判の内容を聞いてもらうために、更新弁論という手続が行われました。この裁判の争点は、大きく、責任論(国や東電に対して原発事故を起こした責任を問うもの)と損害論(原発事故によって被った損害を問うもの)に分けられます。責任論について山添拓弁護士が、損害論について坂田洋介弁護士が、それぞれ更新弁論を行いました。そして、原告さん達の声を代表して、伊東達也原告団長が、更新弁論(意見陳述)を行いました。

 裁判の争点については、今回、原告側から、国がシビアアクシデント対策を怠ってきたことに関する準備書面を提出し、次回以降、国が反論することになりました。

2015年5月19日 弁護士 鳥飼康二

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