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いわき市民訴訟第7回口頭弁論報告(2回目、公正判決署名用紙提出)

【いわき市民訴訟第7回期日報告】

2014年9月17日

弁護士 坂田洋介

これまで,「のらりくらり」としていた裁判所がいよいよ「やる気」になりました。 まず,原告本人2人が有機農業の被害の実態を意見陳述しました。 そして,原告代理人は,①国と東電に対して,その責任の中心となる資料の提出 とその説明を求め,また,②個別原告の陳述書などの立証予定を示しました。 ①について,国は次回と次々回の期日で回答する旨の予定を示したものの,東電 は明確な回答をしませんでした。 そこで,裁判所は,資料提出の明確な予定を示さない東電に対して,次回までに 少なくとも「見通し」を示すように求めました。また,個別原告の陳述 書の中 身について,積極的に興味を示してきました。しかも,裁判所は,来年7月の期 日から証人尋問を始めたいということまで示唆してきました。 しかし,裁判所には,未だ被害者に寄り添う姿勢があるとは言えません。これま で以上の皆様の支援が必要です。

次回期日:11月12日午後2時第8回となります。

                                以上

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