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山木屋原告団・弁護団合宿&現地調査

  • 執筆者の写真: tomi-kunkun
    tomi-kunkun
  • 2014年9月16日
  • 読了時間: 2分

                                              2014年9月14・15日

                                                弁護士:宮腰直子

 2014年9月14日~15日,山木屋原告団の皆さんと弁護団山木屋班の弁護士たちが集まって合宿をしました。

 1日目は,立教大学名誉教授の淡路剛久氏の講演をお聴きし,原告団と弁護団で,今後の裁判の進め方,裁判所に「ふるさと喪失」をどう理解してもらうか,など活発な意見交換をすることができました。また,皆で一緒に食事をし,少しお酒も入り,カラオケで盛り上がって懇親を深めました。

 2日目は,民俗芸能学会福島調査団の懸田弘訓氏の講演をお聴きしました。被災各地で故郷を失い各地に散らばった人々が伝統芸能や祭りを続けていることが紹介されました。そして,衣食住が満たされても人は満足して生きられない,互いに物心両面で助け合い支え合うことが必須であること,祭りや伝統芸能は住民同士の絆を育み確認しあう機会であり「ふるさと」と一体のものだ,という説明に深い感銘を受けました。

 その後,原告団と弁護団で山木屋地区の現地調査に入りました。自宅,小学校,親子の森,お寺,神社などを巡り,原告の皆さんから,その場所々々で住民がどのような繋がりを持っていたのか説明していただきました。これは実際に現地に行って見て回って説明を受けなければ実感できないことでした。裁判所に提出する書面や法廷での説明では伝えきれない事実があり,公正な判決のためには,絶対に裁判所に現場検証をしてもらい人々の暮らしてきた場所に身を置いて判断してもらう必要があると実感しました。

                                                以上

こちら☞合宿写真

 
 
 

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