7・17「ノーモア・フクシマ」いわき市民訴訟「東電謝罪」及び記者会見
当弁護団が担当する「いわき市民訴訟」において、本年3月10日、仙台高等裁判所第2民事部が東京電力ホールディングス株式会社(以下、「東電」といいます)に対して賠償を命じる判決を言い渡しました。同判決を受け、東電は上告を断念し、これにより、東電に対する関係では仙台高裁判決が確定しました。
仙台高裁判決は、東電の責任として「経営上の判断を優先させ、原発事故を未然に防止すべき原子力事業者の責任を自覚せず、周辺住民の生命身体の安全や環境をないがしろにしてきたというほかない」と厳しく断罪する、原告団の勝訴判決でした。
この勝訴の確定を受け、原告団・弁護団は、東電に対し、真摯な謝罪を行うことなどを要求して参りましたが、このたび、7月17日に、原告団・弁護団と東電との間で謝罪の席が設けられることが決まり実施しました。
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