昨年、2020年12月5日オンラインシンポ 「故郷(ふるさと)剥奪(はくだつ)という被害~原発事故は人々から何を奪ったのか」の動画を一般公開されました。

2020年12月5日オンラインシンポジウム「故郷(ふるさと)剥奪(はくだつ)という被害~原発事故は人々から何を奪ったのか」は以下のURLからご覧になれます。
本編は7分後から開始します。下記のような時間配分となっています。どうぞご覧ください。
全体は約2時間30分と長いですが,ご興味ある部分だけでもご覧いただければ幸いです。
また,基調講演のレジュメ,パネルディスカッションの資料は以下から入手できます。
第1部 基調講演
1 関礼子さん(立教大学教授 環境社会学) 0時間9分15秒〜0時間54分26秒
2 除本理史さん(大阪市立大学教授 環境経済学) 0時間54分55秒〜1時間15分48秒
休憩 1時間16分30秒〜1時間22分10秒
第2部 パネルディスカッション
津島訴訟原告 三瓶春江さん 1時間24分50秒〜1時間43分47秒
山木訴訟原告 菅野清一さん 1時間44分03秒〜1時間59分50秒
避難者訴訟原告 金井直子さん 2時間00分00秒〜2時間13分16秒
弁護士 大塚正之さん(津島訴訟弁護団) 2時間13分17秒〜2時間20分53秒
弁護士 米倉勉さん(避難者訴訟・山木屋訴訟弁護団) 2時間22分00秒〜2時間37分10秒
〈オンラインシンポ案内文〉
2011年3月11日福島第一原子力発電所事故から間もなく10年が経とうとしています。
放射能汚染された地域から多くの住民が避難を余儀なくされ、全国各地で東京電力やくにを被告とした裁判が争われています。すでに3つの訴訟が最高裁に係属中です。
多くの訴訟で原告らは「故郷喪失」の被害を訴えています。これはノスタルジー(望郷の思い)ではなく、暮らしていた地域社会が根こそぎ奪われたという重大な被害です。
避難指示が解除され帰還政策と復興政策が進められていますが、国の進める「復興」事業では解消されない故郷剥奪という被害の実相に迫り、「故郷が根こそぎ奪われる」ということの社会的意味を考えます。
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