「相双の会」123号が発行されました。

福島原発事故について国の法的責任を問うた4つの裁判は思いもよらぬ判決であった。
原発事故に対し国が責任がないなどと考えられない事態だ。
そもそも原発を国策として進めてきたのは何故だったのか、問われなければならない。
三権分立とは国家権力を「立法権」、「行政権」、「司法権」の3つに分け国家の暴走を抑制し、民主主義を実現するものとありますが、日本は何かおかしいと感じざるを得ない。
原発事故に対し何の落ち度もない被害者が地域崩壊、家族までが崩壊してしまった現実を10年間訴え続け闘ってきた裁判が責任がないなどという判決に理解どころか納得がいかない。
このまま暴走するとしたらこれからの代、後世は夢も希望もなく、生きる望みも無くしてしまう。
後続の裁判は最も重要とであると思います。
相双の会 國分富夫